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2018 [ Nobufumi Ohara / Web ]で制作

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2025年10月10日金曜日

江口寿史氏トレパク疑惑騒動に関して






その昔にファッション雑誌なんか見て描いていたもの。
誰を描こうが、その雑誌を見てたりする人には、
あの写真から描いてる、ってわかるだろう。

 





















すでに表現されたと言っていいものをあえて同じように描く必要ってあるのか?

江口寿史氏トレパク疑惑騒動に関して

















2025年10月に入ってから、Xやらユーチューブやら、ニュースやらで、江口寿史氏のトレパク騒動が広がっている。



江口さんというと少年ジャンプのパイレーツ、どこに乗っていたっけ、これもジャンプ? のひばりくん、さらにその後の漫画も見ていて、ストップひばりくんあたりから、女性ファッション誌に載ってるみたいなポーズやファッションのポーズを取る主人公やらの絵が出てくるようになって、また、フレディ・マーキュリーがモデルなのかなあ?みたいなマンガや、鮎川誠さんのことが出てくるような作品もあって、ふむふむという感じで読み続けていた。


それまでの少年漫画で言うと、わかりやすくドラえもんののび太くんなどは、大抵いつもローカルな商店街の個人店経営的な衣料品店で買ってきたような服を着ていて、今回はユニクロ、アニエスb,ビギだぜ古着だぜ、なんて服を着てくることはなかったのである。


が、そのストップひばりくんの頃ともなると、街に出てみるとわかったと思うが、デザイナーブランドの勢いが始まったりしていて、これまでは、町の商店街の衣料品店で、これでいいや、みたいにあまり考えずに服を決めていた人たちが、各デザイナーの考えやらデザインを読んでみたりして、まあ、ブランド力に頼るってことなんだけど、自分の個性を主張したり、服の値段の高さ自慢に走ったりって世の中に変わっていったので、そのことが漫画に反映されてもいいんじゃない? ってことで、そんな江口氏の姿勢が人気になっていったんだとも思う。




しかしまあ、のび太くんがおしゃれな格好で毎回登場してくるとなると、漫画の趣旨もちょと変わってくるような気がするので、すべてのマンガに流行ファッションとか取り入れてなくてもいいんじゃない? ということは思う。













これを描いていた頃は、よくファッション誌とか見て
手元にあった紙にこんなふうに描いていた。
ボールペンや万年筆で描いていた。


















というのが、その当時、江口寿史氏がおしゃれなイラストを描いて発表し始めた頃の世の中のこと。















色つけてみたりして。



















で、私としても、ノンノなんかのファッション雑誌を見て、落書き的に絵を描くことがあったので、今回の江口寿史氏のトレパク疑惑問題について思うことを書くと、自分がイラストレーターだったとして、こんなもの発表できるものじゃない、って思っていた。


ただ、落書き的に、ファッション誌に乗っている写真を模写したから、自分なりのものだとしても、これをきちんとしたもとしてもっと見られるものとして完成度を高めて描いたとしても、自分の絵やイラストとして発表できるものじゃないよなあ、って思っていた。


むしろ、有名人の写真から描いて、似顔絵としてってことなら発表できるのかなあ? と思っていた。

































写真を見て描いて、ピカソのキュビ日ズム的なディフォルメとか絵柄が写実の原型を留めないようなタイプならオーケーだが、こういうのは、見る人が見れば、どの雑誌のあの写真が本だよな、ってことはわかってしまうものなのである。



そういうことをして自分の作品って言ってお金を得ていたんじゃないの? というのが今回の江口寿史氏の件ってことになりそう。



また、自分でさえ思うのが、ファッション氏に載っている斜視というのも作品で、モデルさんを頼み、カメラマンが取り方を考え、編集者がどう乗せるかも考えたりして作られた作品ということになると思う。



だから、すでに表現されたものなのである。



で、それをトレースしてオレの作品だよーん、みたいなことにしちゃうというのは、どうなんだろう? ということに当然なるだろう。

































このやり方というのは、江口寿史氏は、少年ジャンプのマンガ新人賞に応募して賞を取った経歴ってことはあるだろうけれど、一般的なイラストの公募などに応募することを考えれば、それってダメ以前に意味がないことじゃないのか? ってことに考えが及ばなかたのかなあ・ という気がする。



ノンノをはじめ、ファション誌ですでに表現されたテイストを写真とイラストの違いはあれど、自分の表現としてたり、ポップアート的な表現手法、ウォーホルのマネみたいなのもあるし、有名人なので、やってもオーケーとしちゃってたんじゃないだろうか? みたいなことをすごく思う。



マンガで有名になった人の線、イラストで価値があるってこと?






























自分もイラストレーターになりたかった一人だし、世の中には、すごい才能だとか、この人ならやれそうなのに、と思う無名で、努力の末にあきらめていってしまった人がたくさんいると思う、そんな人たちの中にも今回の騒動を知っている人はいて残念に感じている人は多いと思う。



もうとっくに日本の有名人には呆れることが多くて、今回の件も、今頃こんなことになるのかあ、なんて風に感じている。














江口寿史氏のトレパク疑惑は置いておいて、この絵柄、作風が今人気って言われるのもおかしく思っているのだ。



80年代的じゃない?














































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