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2018 [ Nobufumi Ohara / Web ]で制作

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2018年3月14日水曜日

この冬に撮った浜辺の写真から


冬の海辺
湖西市白須賀の浜辺で


もう春。

梅や桜が咲き、尽くしや筍も目を出し、小川ではオタマジャクシが現われようかとしているところかもしれない。

春なのだが、この冬に白須賀の浜に行ったときに撮った写真が SDカードの中にあったので、載せておくことにする。

時々ここの浜に行く。

堤防を兼ねた、東西に伸びる高台の道がつづいていて、そこで基本的にはぼーっとするのが好きである。

いつの間にか公園っぽくこの浜はつくり続けられていて、駐車場とそこにトイレができたあたりに人が多い。夏場はそのあたりでバーベキューをやっているグループも見かけられる。

釣りをするひと、サーファー、波打ち際で遊ぶ家族連れ、カップル、ウォーキングをするひと、ゴルフクラブを持ってスイングしたりするひと、犬の散歩、などなど、ほかの人との距離を取って、自由な感じでそこにいる人達を目にすることができる。

ひとはいても、一人でいられる感じがある。

カメラを持って、海沿いに、東は新居町、浜松、西は豊橋、と自転車で走ったりもする。

海は海なのだが、道が、景色を変えていく。







もう何年も前になるが、そんなことをしていて、浜名バイパス沿いの道で、地元の人に声をかけられたことがある。

ゴミ袋を持って、ひとり、ゴミを拾っているひとだった。

このあたりのひとにとって、ここで海を眺めたりするところだからね、なにかあるとみんなここに来て、海を見てたりするところだからね、

と言っていた。



このあたりも、浜松にしてもそうだが、遊ぶところがないね、というほかから来たひとがいる。

巨大歓楽街、みたいなところをそういうひとは頭に持っているのかもしれない。が、そういうところはない。

歴史的に見ても、そういうところを作る必要がなかったんじゃないかと思う。

東京と大阪の間にあり、ひとはここを通り過ぎていく歴史だったから。

しかし、海があり、浜名湖があり、天竜川なんかある。

地元の人たちは、そこで風に吹かれて、景色を目にして、こころをリセットしようと努めてきたんだと思う。




Fujifilm finepix JX600





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